シンです。
今回の論文式試験、改めてお疲れ様でした。
論文式試験から約3ヶ月。
迎えた合格発表。
手を震わせながら、
合格者の受験番号が載ったページをクリック。
心臓が飛び出そうになりながら、
自分の受験番号を探すも見つけられない。
そごで“不合格”という現実を突きつけられ、
色んな感情で頭がいっぱいになり、
どうしていいか分からなくなる。
これを読んでくれているあなたは、今こんな状態かもしれません。
私自身も、論文式試験に2度不合格を経験しています。
不合格が分かった時は、頭が真っ白になって、しばらく何も考えられませんでした。
そこから、後悔や将来に対する不安など、
色んな感情が押し寄せてきました。
「もっと頑張れたんじゃないか?」
「30歳無職で不合格..本当にやばい」
「次の試験まで頑張れる?次は合格できる?」
「生活費、予備校代どうする?」
こんな精神状態の中、2回目の不合格の時には、
・父親にガンが見つかり抗がん剤治療が始まる
・母親が過労で倒れる
・自身の手術(60万)
・三振リーチ
もう、この世の終わりかと思いました笑
受験中は不思議と色んなことが起こるもので、
皆さんも色んな事情を抱えていると思います。
そんな事情の中で、”不合格”という現実を目の当たりにし、まともな精神状態でいられないことが普通だと思います。
ただ、
私はこの”不合格”という経験は、
“あなたを人生レベルで変えてくれる経験”
だと信じています。
もちろん、今はそう思えないかもしれません。
合格さえしていれば、
・監査法人に入って良い給料もらう
・仲の良い同期ができる
・親孝行する
・旅行にいく
・友達と遊ぶ
・合コンいく
・好きなもの買う
・美味い物食べに行く
こういった現実がすぐ手に入ったわけで、
それを先延ばしにされて、
すぐに前向きに考えるのは難しいです。
それでも、私はこの”不合格”という経験は、
必ずあなたの人生を支える糧になると信じています。
私はこれから、何度もしつこくこのことを伝えていきます。
そして1年後。
「あの時、不合格になってよかった」
そう本気で思えるくらいの1年にできるように応援していくつもりです。
気持ちが落ち着き、
「次こそは本気で勉強して絶対に合格する」
そう思えるようになったら一緒に頑張っていきましょう。
今はまだ、気持ちの整理がついていないと思うので、”不合格”という事実にしっかり向き合う時です。
焦る必要はありません。
焦らず、しっかりと向き合っていきましょう。
この向き合う期間に、ぜひ皆さんにやってみて欲しい事が2つあります。
まず1つ目は、「自分を褒める」こと。
8月の試験から約3ヶ月。
自分がどれだけの事をやってきたか、少し思い出して下さい。
長い勉強期間を経て、不安、プレッシャーを抱え、精神が疲弊しながら猛暑の3日間を乗り切った。
もうこれだけで、めちゃくちゃ凄い事だと思います。
おもいっきり自分を褒めてあげて下さい。
自分のこれまでの努力を認めて下さい。
たとえ不合格であったとしても、
ここまでやってきた事は、
紛れもなくあなた自身の価値です。
合否が全てではありません。
自分を認め、褒めてあげましょう。
そして2つ目。
『今の気持ちをノートに残しておく』
これはぜひやっておいて下さい。
人は忘れる生き物です。
たとえ今どんなに、後悔や悔しい気持ちを抱えていたとしても、だんだんと忘れてしまいます。
なので、残しておいて下さいね。
「こんな悔しい思い2度としない」
「もう2度と自分を裏切らない」
「絶対に最後まで手を抜かない」
その気持ちは次の試験のエネルギーになります。
次の試験でも、きっと辛い時や逃げたくなる時があります。
そんな時に、”不合格”になった時の気持ちが蘇れば、あなたを後押ししてくれます。
そのためにも、しっかりと自分と向き合い、自分の弱さを認めて強くなっていきましょう。
もう2度と”自分”に負けない。
そう誓い、覚悟を決めましょう。
そして1年後。
今よりもっと成長した自分が、
『合格』を手にする未来を信じて下さい。
一緒に頑張りましょう。
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